獣耳の世界
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No.29
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それから彼女がどうなったかなど言うまでもあるまい。 経験豊富なはずの彼女は、ミサ同様に精液と愛液の海に沈んだ。 これまで抑え込まれていた彼の性欲は、快楽に慣れた獣娘たちの身体やテクニックをも凌駕したのだ。 心地よい微睡の中、ミサとケイは思った。 もしこれでソルが技術や体力を身に着けたら、自分たちはどうなってしまうのだろうと。 半ば以上抜け出せない何かに身体をハマらせたことに、この時の彼女たちは気づいていなかった。
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