少しの間、そこにいるだけで空はすっかり夜の色になった。恵美さんはラブホテルの灯りを見つめたままで言った。
「きみは、童貞なの?」
僕が「はい。」と答えると、恵美さんは、
「私も、処女なの。」と言って、ゆっくりスカートをめくりあげた。
闇に近い暗い空間の中なのに、はっきりとわかるほど白い恵美さんのお尻が現れた。
「え、恵美さん……」
「ねえ、きみ。こんな所でセックスの初体験ってイヤかな?」
「え?」
「私、あの灯りを見ながら初めてのセックスをしたいの。」
「あの…… 僕でいいんですか?」
「……絶対、他のひとは こんな願いきいてくれない。」
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