特進クラスの日常と事情
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敦司も含め、皆、一応は真面目に体操着に着替えている。 校庭の端の林の中、敦司は野乃花の体操着姿を改めてまじまじと見た。 白いTシャツに紺の短パン、という女子体操着。 「ええと…野乃花…意外と、胸あるんだな…」 「意外に、だけ、余計」 野乃花は少し顔を背けた。 敦司は林の中を見渡した。同じように体操着を着て、例えば単語帳をめくっている人がいたりする。それでも、大声を出さなければ互いに意識しないくらいに離れていた。 敦司は何の話を切り出そうか、いくつか考えていた。共通の興味、テストの話をすれば盛り上がるだろう。 しかし、相手を知るために、敢えて違う話題に踏み込んだ。 「野乃花…休みの日とか、何しているの?」 勉強している、という答えも予想できたが、験担ぎにピアスをたくさんするような女子だ。何か話がつながるような答えも有り得る、と彼は思った。
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