陣陽学園〜Fight School〜
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純華の言葉に出流だけでなく一堂静まり返る。 長い沈黙が訪れ、それを最初に破ったのは市花だった。 「私達が姐さんの言う事に従わない事なんてありえないけど・・・」 そう前置きして市花は言葉を続ける。 「姐さん、本当にいいの?」 何がいいのかは出流には分からない。 しかし、純花や周囲の者には意図が伝わったようだ。 「ああ、駄目ならアタシの眼鏡違いだ」 純花の言葉に女子達が少し騒めく。 それは何となく出流に嫌な予感を感じさせる騒めきだった。 市花は若干垂れてくる鼻血を押さえながら、赤くなりながらも真顔を作って出流を見る。 猛烈に嫌な予感がする出流に向かってこう言った。 「出流くん・・・私達全員、貴方を男だと思ってないわ」 「えっ?!、何でだよっ!!」 思わぬ言葉に市花を睨む出流だったが、横から一人の女子が彼の視線を遮るように立つ。 家庭的な美少女だが、どことなく身体を持て余す人妻のような艶を持つ女子が、出流に柔らかくも妖艶さの交じった笑みを浮かべ、いきなり出流の唇を奪う。
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