学園ご意見所X
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No.582
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「スラーブね」 「スラーブ?」 「そう、さっき投げたスライダーは速く鋭く曲がって、玉川くんが投げたカーブはゆっくり大きく曲がる・・・スラーブはその中間ぐらいの球よ」 梓センパイが今の球を解説してくれる。 「つまりスライダーのつもりで打ってるからズレてファールになったんですか?」 「その通りよ・・・先に投げたカッターもスライダー系とは言え、同じ軌道から変化が違うから霧香にすれば厄介なんじゃないかな?」 かなり嬉しそうに話す梓センパイ。 まあ、霧香センパイに負けて欲しいんだろうなぁと言うのは十分に伝わる。 そして次の球は中山先輩が中腰に・・・ 放たれたのは速球。 バシッと球がバックネットの上側に突き刺さって落ちる。 霧香センパイが飯島先輩の渾身のストレートを当てたのだ。 「156キロっ!」 「当てるのかよっ!あれを!」 野球部の部員達がざわめいている。 遥先生の時に見たけど、恐怖を感じるぐらいの球だった。 それをファールながら打ち返す霧香センパイは、やはり只者では無いのだろう。
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