学園ご意見所X
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No.577
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3球目。 再びインコース、しかも速球。 しかし今度は霧香がスイング。 甲高く抜けるような金属音と共に打ち上がる白球。 グングンと伸びていく白球は、グランド端の高いネットの上段にガシンと当たるのが見えた。 あそこまで飛べば、ドーム球場でもホームランだろう。 呆然とする玉川くん。 顔近くに球が行っても怯むどころかホームランとは・・・ やっぱり霧香センパイは規格外だった。 「いい薬だな・・・まあこれでアイツもいいピッチャーになるさ」 そう言いながら微笑む飯島先輩。 何かいいイケメンで好感度アップだ。 女子達が大歓声を上げる中、呆然と立ち尽くした玉川くんの所に行った飯島先輩が肩をポンと叩く。 玉川くんは心ここにあらずと言った感じでこちらにやってきた。 何人かの運動部の先輩達が彼の背中をポンポン叩いてやっているのは彼らなりの情けだと思う。 「結果分かっていたけど、アイツ・・・パワーアップしてないか?」 「実は男でしたと言っても驚かないな」 「いや、宇宙人でしたと言っても驚かないぞ」 「まあなんだ・・・一年、よく投げたなお疲れ」
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