陣陽学園〜Fight School〜
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No.375
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話を聞きながら幕辺の様子も気になる。 かつて戦った敵同士だが、あの時の大将の面影は残しながら、やはり劣等に落ちた影響はそこかしこに見えていた。 やせ細った身体にアンバランスに膨らんだ胸元。 シスターの法衣に身を包み込むも、溢れ出てしまう牝臭。 小刻みに身体を震わせ落ち着かない様子なのは、唯の苛つきではないのは分かる。 それに気になりながらも聞きたい事は沢山ある。 しかし、荒々しく聞こえてきた外からの足音に彼女は忌々しげに言葉を止め、控えていたシスター姿の少女に顔を向けて合図した。 「八霧さん、後は私達が伺います・・・」 何かが始まる。 それが何かは容易に想像できたが、ここに出流が居ては邪魔なのだろう。 素直に従い、隣室に移動する。 そこには暗い表情のシスター達。 彼女達も何があるか理解しつつ、ここで待つしかないのだろう・・・ そして、ここで行われる事が、劣等科での彼女達の現実であろう。 追い返されなかった事は、これを見ていけと言う事だと理解し、出流は幕辺の様子を伺う。 十字架をしっかり握り、一人で祈りを捧げ始めた部屋に、男たちが荒々しく踏み込んだ。
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