最上位が底辺を好きになって何が悪い?
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ゆっくりと押し込んでいく。 濡れてくれているけど、それでもやっぱりかなりキツい。 「夕映、がんばって!」 「あたしもイケたから、大丈夫だよ!」 「力を抜いて、夕映」 「うん…ありがと」 夕映さんの目元に、ひとしずくの涙。訴えかけるような瞳。我慢を隠すような微笑み。 僕ははっとした。そして覚悟を決めた彼女に、僕も相応に応えてあげたい。 「夕映さん、ごめん!」 「あぐっ!!」 あえて力を入れ、強く突き込むと、肉竿の先でぶつりと何かちぎれたようだった。 すると少しだけ夕映さんの中が緩くなって、僕は奥まで入り込む。 結合部を見ると、一筋の血が流れていた。 「これが……松木くん……なんだね……」 「夕映さん……」 夕映さんは自身のお腹を見下ろして、そっと下腹を撫でている。 僕をよりしっかりと感じ取ろうとするような、夕映さんの顔は、痛みをこらえつつも幸せそうな、そんな何とも言えない素敵な表情を浮かべていた。
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