腕輪
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No.313
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「雪乃、よくわからないから一旦、落ち着こう。」 十分後、雪乃が話せる状態になったのでみんなを集め、話を聞く。 「ご主人様、怒らないで聞いてください。最近、奴隷という立場にありながら不安を感じているのです。自分なりに業に磨きをかけても琴音ばっかり可愛がっている気がして…。私だけ他人だし…」 明伸は雪乃の話を聞き頷く。そして明伸も話し始める。 「雪乃は、ほかのみんなと比べれば血のつながりが無いかわいい奴隷だよ。でもそこまで悩んでるとは思っていなかった。いい機会だし雪乃、それにみんなにも話しておこうと思う。俺はね、将来雪乃と結婚して父さんと母さんみたいな関係を作ろうと思っていたんだ。だから母乳もその時にと思っていたんだけどね。」 鈴香、愛美、琴音が嬉しそうに話を聞く中、雪乃は驚いて固まってしまっている。
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