性徒憐(リン)の日常
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彼は微動だにしなかった。 俯いた顔から表情は窺えない。しかし、握った手首からは、相当の緊張が感じられた。 「出来ないなら……二度と私に関わらないで」 私は手を離し、彼を解放することにした。 今までも時折、こうして偽善めいたことを言われることはあった。 けれども、一人として私を本当に「助けて」くれる人などいなかった。 侮蔑の言葉を吐き出して逃げ出すか、欲望に堕ちて行くか。 そんなものなのだ。 彼もきっと、そうに違いない。 けれども…… それが誤りだったことを、私は次の瞬間理解した。
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