誰よりも熱くて長い最後の一年
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「おはよう」 母さんも、陽菜のお母さん―安菜さん―も、いつものように優しい笑顔で挨拶してくれる。ただ、陽菜がしてくれたことが思い出されて、ちょっと複雑な気分の朝。おかげで目は覚めたんだけど。 朝食をしっかり食べて、いざ学校へ。 最後の1年の、はじまりの日。 登校途中、くすんだ金髪のいかにも不良っぽい女の子が険しい顔してつっ立っていた。 普通なら黙ってやり過ごしたいところだが、僕らの場合は違って。 「おはよう優里亜!」 「おはよう」 僕らが声をかけると、そんな彼女はニコッと笑ってくれて。 「おう、千暁も陽菜も相変わらずだな」 「どういうこと?」 「まあ、元気ってことでな」 七瀬優里亜(ななせ・ゆりあ)。 彼女も僕らの大切な仲間。見た目はヤンキーに見えるかもしれないけど、中身はとてもいい子。
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