カルテを食い入るように医院長の黒田は見ていた
「橋本先生…ちょっと来てくれ」
黒田産婦人科、産婦人科専門の中規模クラスの病院だった。
「伊藤澄恵ですね…」
副医院長の橋本は覗き見た
「医院長、悪い癖が出たんですかまずいですよ…」
「フフフ…まあ来週くる事になっているから橋本先生が診察してくれ…」
「はあ…」
…
「伊藤さん、伊藤澄恵さん診察室にどうぞ」
「あッ、はい…」
村瀬はカルテを見ながら頭を上げ澄恵を見ると
(うッ…上玉じゃないか医院長の悪い癖もこれじゃでるな)
上品な顔立ちに口元の色っぽいホクロ、服の上からでもはっきりわかる重量感のある乳房
「どうかしました先生…」
ゴクッ・・・
眼が大きく見開き、口が微かに開いた。
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