もう一度彼女が行くところ
-削除/修正-
処理を選択してください
No.2
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
(お客様のご指名って…。一体何なのよ? 私はキャバクラ嬢じゃないんだから!) 華麗なルックスに反して控えめな性格の葵はこうした接待に駆り出されるのを疎ましく思っていたが、支店長の命令であれば仕方ないと諦めた。 葵は自分のデスクに戻り、契約に必要な書類をまとめると、早足で応接室へと向かった。 コン、コン…。 葵が応接室のドアをノックすると、向こうから応える声がする。 「どうぞ」 「お待たせいたしました、お客様。私、当支店の担当で姫宮葵と申します…」 葵は客の前で簡単な自己紹介をすると頭を下げようとした。しかし、客の顔を見た葵の表情は一瞬こわばり、そのまま固まってしまう。 「…久し振りだなぁ、葵。俺だよ」 「あ、あなたは…。亮太…様…」 そう。かつて2人は恋人同士だった。 いや、その表現は必ずしも適切ではない。『恋人同士』と言うよりも『ご主人様と奴隷』の関係であった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
アブノーマル
>
もう一度彼女が行くところ
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説