馬野
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No.145
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「じゃあ…どうやって生活してるんですか?」 自然な質問を返すと、馬野は笑った。 「可愛い咲子ちゃんだけに私の全部を教えてあげよう。秘密だよ?」 馬野太一郎は、10年前まで普通の会社員だった。 性欲と性癖は別として、パッと見ても目立った特徴の無い普通の男。 昔から相談を受ける事が多く、自分はそういう聞き上手なタイプなのだと自覚していた。 自分の性癖に気付いたのは高校生の時。 仲の良い友人の彼女と同じクラスで、仲良くなっていくにつれて相談を受ける事が多くなった。 そして、ある日その子の家に招かれて、いつもの他愛ない話から恋愛相談、年頃の性の話にまで流れて、雰囲気に任せて初体験をした。相手も初めてだった。 友人の彼女を寝取った事で、罪悪感よりも達成感と優越感に強く支配された馬野。 それからは、欲望のままに学校から帰れば彼女とほぼ毎日何度もセックスをしていた。 学生にコンドームは高くて、もっぱら生だったと苦笑いを浮かべる。 そんな日々が続いたある日、彼女が友人と別れた。それを聞いて、今までの熱が引いていくのが解った。 そこで、初めて自分は人のモノじゃないと最高に興奮出来ないと気付く。
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