「さあ、和君、こっちへ来て」
この呼ばれ方、何年ぶりだろう…千尋が生まれてしばらくするとパパ、って呼ばれていた。
俺は逃げ出したい気持ちだった。しかし、同じ表情でニヤニヤする二人から逃げ出せそうな気はしなかった。
俺はしぶしぶ、千尋の横に並んだ。
「私、知ってるのよ」
千尋は俺に耳打ちする。
「和君、私とセックスしやすいように、裸で過ごさせたんでしょ…でも、最初以外、全然それ生かしてないね」
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