「あんた、あのDVD誰かに見せたら…殺すわよ」
彼女は急に鬼の形相で俺を見ながら言う。
「おいおい、怖いな」
「私は、和伊くんがどうしてもって言うから、仕方なく…」
「あいつにしかデレないんだな」
「まあいいわ、ご褒美のセックスって約束…一回じゃダメだって和伊くんに言われたから、いつでもいいわよ」
「そうか、言ってることは変態だな。でも、前より色っぽいぞ」
「いろいろ、教えてくれたの。人生損しない考え方とか…エンジョイとかエキサイティングとか」
「なんでもいい、部室が汚くなってるから掃除しといてくれ」
「しょうがない人たちね」
浅倉は嫌そうに言いつつも、表情はどこか嬉しそうにしている。
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