駆ける馬
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No.989
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そんな海外遠征から樹里が帰ってきてすぐ、札幌でもう一頭の新馬がレースを迎えていた。 セントオーキッドの子でリアルシャダイ産駒の牝馬、プラニフォリア。 母馬のオーキッドが蘭を意味する所から、同じ蘭科の植物から命名されていた。 リアルシャダイはまだ実績の無い種牡馬であるが、社来ファームがノーザンテースト以上に期待していると言われており、決して評判は低くない。 ただ非凡な競争能力を持ちながらも、体質や脚元の弱い子が多いのが不安材料とも言われている。 そんなプラニフォリアの初戦は芝1200m。 小柄な牝馬らしく、パドックではキビキビと歩くのが印象的だった。 今回の鞍上は的家。 爽やかで誠実なイケメンとして人気の騎手で、年齢的には中堅どころ。 関東リーディングでも常に上位に名を連ねる名手でもある。 そうでありながら、勝負となるとしっかりといやらしくて、エゲツなく・・・ 本命に乗ればきっちり結果を残し、穴馬ならば本命を喰う。 そんな所から冷酷無比のヒットマンと異名がつく勝負師でもあった。
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