駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.935
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
このレースの後、状況次第ではあるが奥原は海外遠征も視野に入れていた。 それは、ヨーロッパの真夏の大レース・・・ キングジョージY世&クイーンエリザベスステークスへの挑戦だった。 そして、キングジョージからもう1レース使って凱旋門賞へ向かう。 それは日本のホースマンにとって夢の舞台に立つと言う事だった。 ドバイで負けはしたものの、世界を相手に戦えない訳では無いと自身は持った奥原。 それならばと思い切っての競馬の本場での挑戦を考えていた。 その為にもここを確実に勝っておかないといけないと言う訳だ。 そう言う事なのだが、澪に気負いは無い。 当然、勝ち方を問われるレースだが、ラモーヌに跨った瞬間から何も心配していなかった。 それもその筈。 一頭だけ雰囲気が違っていた。 本馬場に入っての大歓声にも全く動じず、軽いフットワークで走っていく。 成長したと言う感じではなく、成熟したと言う表現の方が合うぐらい馬に重厚感があったのだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説