駆ける馬
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同じく加速していくシロノライデン。 大外を回しながら中団に取り付く。 澪が思わず笑ってしまうぐらい手応えが良く駆け上がっていく。 こうなるともうシロノライデンのペースだ。 直線に入る頃には大外を回したのに先頭集団に追いつく。 そこから短い直線だが、こうなるとトップスピードに入ったシロノライデンの独壇場だ。 グングン加速して残り50mで先頭に躍り出る。 そしてそのままゴール。 遊ぶ気も出させる間も無い完勝だったのだ。 馬上の澪がふぅと息を吐く。 例え条件戦だろうと、綺麗に勝つと気持ちがいい。 オーナーにもいい報告ができると、シロノライデンの立て髪を撫でながら検量室に向かうのだった。 2頭の目処が立った所で樹里も満足して帰る事が出来た。 今回の北海道訪問は子供達の旅行や競馬観戦だけでなく、もう一つ目的があった。 一歳馬のセリである。 他所から買うつもりの無い樹里だったが、叔父から『勉強になるから行ってみなさい』と言う勧めと、幸子や真奈からも同じ事を言われたからだった。 それに良い牝馬を狙って買い、競走馬として走らせ、将来は繁殖に回すと言う血の入れ替えもありだと言う事だ。
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