駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.896
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
これでいける・・・ そう澪が思った瞬間、ファーディナンドとプレシジョニストがグッと伸びる。 いや、伸びたのではなくガーベラが失速したのだ。 ズルっと下がった所でゴール。 何が起こったのか・・・ 澪が憮然としてしまう。 結果は3着。 しかし、どこでスタミナを使ったのか澪も理解できなかった。 今回はラモーヌもガーベラも勝てなかったが、海外の有利馬相手に健闘できた事は大きい。 樹里としては満足な結果だった。 逆に納得できなかったのが澪だ。 ラモーヌの時は仕方なかったが、ガーベラは勝てたかもしれないだけに悔しい。 「最後の方で馬もヨレていたけど、ミオのフォームも崩れていたわ」 見ていたシャロンがそう澪に言う。 「そんなに?・・・」 「ええ、アメリカの騎手達は全くブレてなかったから、多分もっと筋力を鍛えないとね」 澪が唇を噛む。 馬を乗るのに男女差は無いと言われるのだが、追った時の筋力差は圧倒的に出ると言われている。 これは澪の抱える弱点と言っていい。 鍛えてない訳では無いが、日本人より遥かにパワフルな欧米人となると差は更に広がる。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説