駆ける馬
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No.884
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とは言え、澪とラモーヌは自分のレースをするしか無い。 コーナーを回り、最初に仕掛けたのはグレートコミュニケーターだった。 まだアメリカで何の実積もない騸馬であるが、陣営はその潜在能力を高く評価していた。 騸馬になっても激しい気性は健在で、それが仇で取りこぼしが多いものの、スピード能力は非凡であった。 そのグレートコミュニケーターがまず動いてアレミロードに並びかけ、同じく実積の無いサウスジェットもそれに続く。 人気の無い2頭だからこそ勝負に出たのだろう。 そしてアレミロードも抜かせまいとペースを上げる。 先頭がペースを上げた事で、一気に緊張感が出てきた。 その後ろのアカテナンゴがそれに続こうとし、トニービンが早めに外から仕掛けに行く。 そうなると内側のラモーヌも仕掛けざるを得ない。 こうしてペースが上がった先頭集団が直線に入っていく。 アレミロードが必死に逃げ、その外側からグレートコミュニケーターとサウスジェットが襲い掛かる。 ラモーヌは最内で5番手でそれを追いかけていく。
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