駆ける馬
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No.856
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思った以上にペースは遅い。 深く柔らかい感触故なのか、先程の芝のレースより遅いのだ。 これはマズいなと澪がガーベラを少し動かす。 前への距離を詰めて行くが、同時にスカイウォーカーが動く。 やはり心配は同じと言う事なのだろう。 逆にベーリングはこの時点で動かない。 淡々と走っているのに不気味さを感じる。 何せ、ガーベラの後ろを走るシャーラスタニと共にヨーロッパでも最強級の馬なのだ。 同世代にダンシングブレーヴと言う伝説的名馬がいたから過小評価されがちだが、2頭共に相当なレベルであるのは間違い無い。 とは言え、今のガーベラは動くと言う選択肢しかない。 4コーナーに入り、前のサウジ馬2頭を交わしてパワーホースに迫ったのだ。 そして直線。 パワーホースに馬体を合わせる。 すぐ後ろにはスカイウォーカー。 平坦だが長い直線。 鞭を入れるタイミングを計る澪に対してスカイウォーカーの方が先に仕掛けた。 だが、スカイウォーカーも追う割には伸びない。 パワーホースもまだ粘り、ガーベラはジリジリ差を詰める。
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