駆ける馬
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No.830
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やはりと言うか、タフなレースになりそうだ。 地方騎手の意地として、中央の馬には勝たせたくない思いも強いだろう。 1コーナーから2コーナーを回っていくにつれ、カウンテスアップのペースは落ち着く。 大井を知り尽くしている的屋の手綱だ。 油断できないが、まだ動く訳にはいかない。 バックストレッチに入ったところで、ガーベラは6番手。 馬群の外側でロスはあるものの、内側に入れるのはリスクが多い。 川崎のような荒っぽい事は大井ではされないと思うが、周囲は全員敵と思って対処しないといけない。 多少のロスは受け入れるしかない。 的屋とすれば澪の戦術はある程度読めていた。 中央の騎手にありがちと言うか、無理な乗り方はしないだろうと言う読みがあった。 故に今回は逃げて自分でレースを作っていくつもりだった。 カウンテスアップは地方最強馬と言われながらも、今年は期待に応えられていない。 秋こそ巻き返しと意気込んで臨んだが、中央の女傑に苦杯を舐める結果に・・・ 帝王として許される訳が無いと気を入れてレースに臨んでいた。
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