駆ける馬
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その言葉を聞くと、真奈の顔がパッと明るくなった。 「是非っ、お願いします!」 「ふふ、私にとっては可愛い妹ですから」 本人には説明してないようだが、もしかしたら勘付いているかもしれない。 大人びたしっかりした子だから何も言わないだけで、色んな思いを持ってるだろう。 そんな奈帆を連れての週末の札幌観戦。 スターライトブルーは1200mの新馬戦。 シロノライデンは2勝クラスの2600mだ。 8頭立ての新馬戦でスターライトブルーは1番人気。 このメンバーでは調教タイムも抜けていて、新聞の予想欄にも素質馬と書かれているぐらいだった。 「牧場ではどんな感じだったの?」 「普段は凄く甘えん坊なんですけど・・・芯は気が強くてヤンチャでした」 樹里は奈帆に子馬の時の様子を聞きながらパドックの様子を見ていた。 零細牧場だった涼風ファームには育成施設が無いので、基礎だけ教えてある程度の年齢になれば育成牧場に持っていく。 スターライトブルーは牧場では甘えん坊だったが、育成牧場へ行くやいなや、そこのボスになってしまったらしい。
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