駆ける馬
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No.807
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ゴールを過ぎて、シャロンは唇を噛む。 後一歩だった・・・ クビ差、マニラに交わされての2着。 シャロンにとっては勝てる戦術を取っての2着だけに悔しいものがあった。 だが、それだけ世界最高峰のターフチャンピオンは強かったと言う事だ。 その唇を噛んだシャロンにマニラの主戦騎手、サンタナが近付く。 彼も勝利の笑みは無い。 前走のブリーダーズカップも激戦だったが、まさかここで同じような激戦になるとは思いもしなかったからだ。 「良い馬だ、香港まで来た甲斐があったよ」 「ありがとう・・・でも、この馬は日本の馬よ」 「驚いたな・・・日本もレベルが上がったものだ」 シャロンの言葉に少し驚いてみせるサンタナ。 彼には極東で競馬があるんだ的な知識程度しかなく、ここまで戦える馬がいるのは驚きだった。 そして、レースを観戦していた奥原は喜びを隠せずにいた。 正直悔しさも無くは無いが、それ以上に海外での好成績に喜びの方が大きくなっていた。 何より、世界最高峰の馬に混じって自分の管理馬が好勝負できた事に身が震える程だったのだ。
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