駆ける馬
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No.752
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澪が引いてバックストレッチに入る。 それを待っていたかのようにグレートローマンとカウンテスアップが加速する。 「やられたっ!」 澪が顔をしかめ、減速してしまったガーベラは置いていかれる。 前のトウケイフリートとアイランドハンターに並びかける2頭。 打ち合わせた訳では無いが、名手同士。 お互い何がやりたいか瞬時に理解して動いたのだ。 つまりこれは・・・ 中央育ちの澪が引くと読んで仕掛けたのだった。 「お行儀の良いお嬢さんはいいね!」 「全くっ、その通りだ!」 安堂と的屋が笑いながらそう言い合う。 2頭を交わして逃げるハナキオーに迫っていく。 実は2000mと言う距離を考えた時、カウンテスアップにとっての最大の敵はグレートローマンだった。 本来2頭にとって最大の敵な筈のリキサンパワーはやや力を落としており、登り調子だったライフタテヤマは芝に挑戦して不在。 古豪ロッキータイガーは引退し、若き南関東三冠馬ハナキオーはまだ彼らの敵では無い。 前回こそ地元トウケイフリートの巧さにやられはしたが、このレースこそ大井と東海の帝王同士の一騎打ちなのである。
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