駆ける馬
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去年と今年の春先に短距離王ハッピープログレスを2度も破って世代交代を印象付けたものの、レース後に骨折が判明して休養中であった。 休養中で春シーズンは休んだものの、復帰すれば短距離はこの馬が中心になるだろう。 近代競馬に必要なスピードをずば抜けて持ち合わせていて、その馬体も惚れ惚れする程のものだった。 陣営が短い距離なら昨年の三冠馬ミスターシービー以上と胸を張るのも頷ける。 「オーナーはああ言う馬が好きなのですか?」 「スピードとか距離とか関係無く、凄く綺麗な馬体に惚れ惚れしますわ」 真奈はそんな樹里の言葉を聞いて、ますます自分と同じ匂いをしているのだと言う思いを強めた。 多分彼女も自分達と同じく競走馬に魅せられている。 それはレースとか血統とかそう言うのではなく、1匹のメスとして逞しいオスに魅入られているのだと思った。 「ニホンピロウイナーの父、スティールハートは今回シーテイストに種付けしましたから期待してください」 シーテイストは牧場創設から大事にされてきた牝系であり、自身も健三の元でオープン馬にまでなった牧場の代表産駒だ。
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