アイドルジョッキーの歩む道は
-削除/修正-
処理を選択してください
No.73
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗黒丹
本文
そんな中でデビューしたのがフランシードールだった。 地方待望の良血にして、地方最強の調教師と騎手がコンビを組んだ。 牝馬ながら3歳時から牡馬と渡り合う。 古馬となると帝王賞で中央馬と互角に渡り合い、南部杯では中央馬を退け勝利。 JBCクラシックでは牡馬を負かし連勝。 中央参戦したチャンピオンカップでは不利がありながら4着。 そして東京大賞典では猛追の2着。 年が開けて、陣営が満を持して送り出したのがフェブラリーステークスだった。 当日フランシードールの体調は抜群だった。 本命はチャンピオンカップと東京大賞典でフランシードールを破った中央馬ミョルニル。 ハイペースの逃げで他馬を潰すレースをするこの馬は、くしくもヴィングトールの半兄にあたる。 レースは圧巻だった。 ハイペースで逃げるミョルニルをフランシードールが追走。 直線でも脚が衰える事無く3馬身差で勝利。 まさしく雷神の鎚の名が相応しい勝利だった。 そして、そのレース内容とフランシードールの不幸は、地方競馬関係者を消沈させるに十分だった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
アイドルジョッキーの歩む道は
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説