駆ける馬
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No.714
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そして勝負の3コーナー。 試練の京都の坂がやってきた。 マチカネエルベの脚に衰えはなく、快速を飛ばしてコーナーを回っていく。 それを伺うラモーヌだが、すぐ前のスーパーショットが先に動いた。 ジリジリとマチカネエルベに近づいて4コーナーに差し掛かる。 澪はその動きを成る程と見る。 人気の低いスーパーショット。 鞍上の不気味な程の落ち着きは、ラモーヌに勝つ為の策を巡らせてきたような気がしていた。 要はラモーヌより先に動いて逃げ切ると言うつもりなのだろう。 南部杯では、それでガーベラは負けた。 あれは澪の油断もあったが、トウケイフリートの仕掛けが絶妙だったと思っている。 その記憶が澪に蘇ってきたが、あの時とはシチュエーションが違うのだ。 基本通り京都の坂をゆっくり登ってゆっくり下る。 このイメージを頭に浮かべながらコーナーを回る。 先頭の2頭とは2馬身程。 コーナーの出口に差し掛かると、ラモーヌから早く全力を出させろと言う気合が溢れ出てきていた。
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