駆ける馬
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No.677
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ロングハヤブサがヨレたのは確かだが、馬をしっかり御せなかった澪にも問題がある。 何度も見返して思わず唇を噛んでしまう。 「下手くそやなぁ」 色々ショックな澪の顔を覗き込むように見たのは、トウショウペガサス騎乗の田沢。 「下手くそな上に、ブスになっとるやん」 「・・・はい、どうせ私は下手くそでブスです!」 頬を膨らます澪。 多分これは田沢なりの励ましなのだろう。 「癖の悪いオッサンが乗っとるんや・・・ああなるで」 当の癖の悪いオッサンは直後に謝ってくれたが、田沢にイジられて『誰がクセの悪いオッサンやねん!』と空元気で怒って見せる。 「まあ、奥原先生には『お詫びとしてオッサンシバいておきます』って言ったらええ」 「・・・いえ、ちゃんと謝りますから」 この人、天才なんだけど天災なんだよなぁと半ば呆れながら返す澪。 だが、お陰で奥原に会っても冷静でいれそうだった。 その奥原だが、勿論怒ってはいなかった。 「競馬だから仕方ないよね」 馬が無事なら良しとしなければと言う所だ。
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