駆ける馬
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No.647
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ただそんな唯我独尊のガーベラ様が、澪が跨ると若干落ち着く。 寛子も感心するのだが、今年の澪の成長が顕著・・・ 現在、関西リーディングでトップ、全国でも一位に迫る勢いなのだ。 そんなトップジョッキーに食い込んだ貫禄みたいなものが澪から出ていた。 そんな澪だから、あのガーベラ様も『仕方ないわ、アンタだから言う事聞いてあげる』とでも言いたげな表情を見せていた。 とりあえずホッとしたが、夏の暑さの消耗は拭えない。 それは全ての馬で条件は一緒だが、暑さの耐性は個体差がある。 どちらかと言うと、得意な方では無いだろう。 澪としては暑い夏は得意ではないが、ローカルの雰囲気は好きだ。 特に新潟は頻繁に来ない所だし、ご飯が美味しいので好きな所だ。 滅多に中央に乗らない地方騎手達も飯と酒の美味さに楽しみにしてると話には聞いた。 「お酒もいいけどラーメンよね」 「いいわね・・・減量気にしなくていい人は」 体重管理のほぼいらない澪のそんな言葉に寛子も笑う。
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