駆ける馬
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そうやって2人で朝まで抱き合ったのだ。 奥原厩舎に入厩したディクタス産駒の牝馬はウィンドサッシュと名付けられた。 こちらも母がダイナサッシュと言う良血。 奥原厩舎でもリュウノラモーヌに劣らない逸材として期待が大きかった。 「瞬発力は間違い無くこっちが上ですね」 「ああ、芝もダートも関係無さそうだし、短い所ならラモーヌ以上かもな」 奥原も愛美も期待で顔が綻ぶばかりだ。 デビュー戦は新潟。 芝1000mと短い距離でのレースを選んだ。 今回のヤネは澪が来れなかったと言うのもあり、新人騎手の横平典彦に任せる事になった。 彼の父は奥原の親友、高島の同期であり、それが縁で仲良くなって奥原の妹と結婚する。 つまり典彦は奥原の甥に当たる。 「ノリ、馬に全て任せてレースしてくるといい」 「はっ、はいっ!」 まだ思うように成績を出せていない甥だが、才能はあると思っていた。 澪が奥原に『時折見せる訳の分からない閃きみたいなのがある』と評していたが、それが磨かれれば大成する気はしていた。
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