駆ける馬
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No.595
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つまり、2頭がかりで潰しに来ていると言う事だ。 ただ、澪としては地方のあの洗礼に比べれば、中央の騎手のこの程度の『潰し』はスポーツマンシップの範疇だった。 逆に言えば、荒っぽい手口を使わなくても潰せるぐらいの腕前があると言う事でもあるが、やっぱりこっちの方が乗っていて面白い。 因みに、関東オークスの後のお風呂が染みるぐらい青痣が出来ていた。 それを見た寛子によると、特にお尻の鞭の後はハッキリと青痣になって『SM調教されたの』と言うぐらいの有様だった。 嫁入り前の娘になんて事をと憤慨した寛子だったが、澪としては地方騎手達に潰すべき強敵として一人前に扱って貰った証拠とは思っていた。 まあ、腹は立ったのだが。 コーナーに入ってスムーズに回るスターライトブルー。 例え身体が重くとも、元来走るのが好きな上にコーナリングも上手い。 気性的なロスはありつつも、こう言う所はロスなくこなす所が長所でもある。 そのコーナーでスピードに乗り、大欅の辺りで1馬身半程後続を引き離す。
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