駆ける馬
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No.577
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直線に入る。 だが、澪はまだ持ったままだ。 持ったままでまラモーヌは充分追走できている。 澪が動いたのは、残り300mの所。 鞭を一閃させただけで、ラモーヌは待ってましたとばかりにグンと身体を沈み込ませて低く跳ぶ。 瞬く間に前を追い越し、突き放す。 一頭だけ次元が違った。 大きく引き離してゴール。 危なげない完勝だった。 ウイニングランが心地よい。 勝った高揚感もあるが、何より無事に終わってホッとした。 苦戦はしないと思っていたが、思った以上だった。 樹里も馬主席で見ながら、感慨深げだった。 初めて見た時は可愛らしいだけの子馬だった。 素人の樹里には、その子馬が走るかどうかなんて分からなかったが、利発で意志の強そうな目に引き込まれるような感覚だったのが印象にあった。
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