駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.56
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
寛子は嬉しそうにそんな風に言う。 パーソロンと言う種牡馬は名門牧場同士が共同購入した種牡馬で、最初は短距離が強い二流種牡馬と言う印象だった。 しかし、メジロアサマから始まり、サクラショウリと中長距離以上で活躍する馬が出ると評価がガラリと変わった。 長距離血統の牝馬と掛け合わせると、スピードとスタミナを兼ね備えた馬を多く送り出す、今や押しも押されぬ大種牡馬になっていた。 このスターライトブルーは、シンボリルドルフと同じく母の父はスピードシンボリであるが、母系の源流はスヰートに遡れ、メジロアサマの近縁となる。 牝馬じゃなかったのが惜しいと真奈が言っていたが、確かに血統だけ見たら母のスイートライトが死んだだけに惜しいものがあった。 涼風ファームの生産馬は先代の慎太郎がステイヤー指向が強かった為に仕上がりに時間がかかる馬が多かった。 シロノライデンまで遅れるケースも無い事は無いぐらいだった。 健三の所有馬の中からは重賞勝ちこそ出なかったものの、オープンや準オープンで長く活躍する馬も多かった印象だ。 このスターライトブルーはそれとは少し違う気は樹里もしていた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説