駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.555
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
その中でも大外のシロノライデンの伸びが抜群だった。 重馬場が苦手な筈のシロノライデンが一番伸びている。 何故なのか・・・ それを知るのはスダホークの鞍上で笑いながら舌打ちする田沢だった。 この天皇賞の前のレース・・・ 人気薄の追い込み馬で大穴を開けた田沢。 そのレースで人気サイドで2着だった澪はその一部始終を見ていた。 その時に田沢が追い込んだ場所こそ、この外ラチ沿いだったのだ。 実はその外ラチ沿いだけが馬場が回復していた訳だ。 負けたレースから応用して使う・・・ これが澪の成長だった。 田沢が笑いながら舌打ちしたのは、その成長を感じたからだった。 唯一回復した馬場を通るシロノライデン。 残り200mで先頭を捉え・・・ そして交わしきる。 そのまま脚を伸ばし、クシロキングの猛追を凌いでゴール。 この勝利は澪の騎乗がトップレベルの騎手達に並んだと言う証明になったのだった。 デビューの年で重賞勝利。 2年目にはG1勝利。 そして今年は八大競争勝利と、着実にステップアップを果たした。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説