駆ける馬
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No.553
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ただやはり脚元は気になる。 今の所、ライデンは気にせず走ってくれているが、本来苦手な馬場だ。 新しい蹄鉄の効果もあるのだろうが、あの大敗したジャパンカップに比べれば段違いではあった。 ただペースが長距離とは言え遅い。 遅くて焦れるタイプでは無いが、仕掛け所は難しい。 そう多くの騎手が思っているだろう。 澪を除いて。 バックストレッチから3コーナーに入る所。 シロノライデンが動いたのだ。 澪が手を動かし、シロノライデンが大外を駆け上がっていく。 セオリー破りと言われる坂を駆け上がった。 この意表をつくシロノライデンの動きに各騎手に緊張感が走る。 余りにも早い仕掛け過ぎる。 そんな事は澪も分かっている。 普通の戦術で戦うには条件が悪すぎる・・・ ならばと腹を括って、大勝負に出た訳だ。 シロノライデンのロングスパートに触発され、各馬一気にペースが上がる。 4コーナーの坂で各馬ペースを上げながら、馬群は横一杯に広がったのだ。 直線入ってシロノライデンは10番手辺り。 だが・・・ その位置は大外も大外。 外ラチ近くだった。
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