駆ける馬
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No.551
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澪は前のレースから芝の状態を探っていた。 そして、天皇賞開始前の返し馬でもあえてゆっくりと馬場を回る。 確かに重馬場だけあって滑る。 ゆっくりで滑っている感があるから、これでギアがかかって大跳びになると相当滑るだろう。 シロノライデンには不利な馬場だ。 だが、昨年秋から勝てていないシロノライデン。 特に今回は得意距離だけに、何としてでも勝たせてやりたい気持ちがある。 色々探りながら待避場に向かい、心落ち着かせながら出走の時を待つ。 走る馬がメインである競馬にあって、長距離戦は最もジョッキーの腕と経験が試される。 特にG1となれば名手揃い。 その駆け引きも重要だ。 去年の天皇賞はルドルフに後一歩まで迫った。 今年はルドルフ程強い相手はいない。 ならばやれる筈・・・ そう心に刻みつけながら、澪はファンファーレを聞いていたのだ。 ゲートが開き、各馬飛び出す。 相変わらずゆっくりなスタートでライデンは最後方に位置する。
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