駆ける馬
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No.547
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一頭だけ違う次元の脚で駆け、差を一気に詰めてくる。 残り100mで3馬身程に詰めてくる。 このままルションか・・・ 誰もがその脚を見て確信したスタンド。 だが、ルションの脚が鈍くなる。 いや、鈍くなったのではない。 スターライトブルーが再加速したのだ。 口を割り、首を大きく振り乱して走る姿は、まさに狂乱。 ルションの狂気を超える狂乱の走りで必死に粘る。 そのままレッドストーン、ルションと並んだ所でゴール。 ルションの騎手が大きく首を横に振り、シャロンは精魂尽き果てた様子で項垂れる。 そして、澪も流れる汗も拭わず、ゴーグルを取って大きく息を吐く。 スターライトブルーも口から泡を吹き、黒い馬体に白い汗が浮かび上がる。 激闘だった・・・ 馬も澪も力の全てを出し切ったのだった。 勝利はしたが消耗も大きかった。 だが、手加減をして勝てるレースでは無かった。 「いや、頑張ってくれましたな、馬も人も」 「そうですね、ありがとうございます」 仁藤も見てるだけで疲れた様子だった。 そして樹里も見ているだけで疲れるレースだった。
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