駆ける馬
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No.524
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だが、それら全てを振り切ってゴール。 どこまで行っても追いつきそうにない・・・ 危なげない完勝であった。 嬉しいと言うよりホッとしたと言う感じの澪。 ドバイ遠征で色々と何かを掴んだ感があって、帰ってきてからの自分の騎乗がスムーズになった気がする。 勿論、今回の勝利はラモーヌの力が大きいが、今まで以上に力を活かせる事はできたのは感覚としてあった。 「上手いなぁ・・・相沢を選んで正解だったな」 奥原も唸る。 関西ではリーディング2位。 全体でも5位に食い込んで来ているのは、相当実力を上げた証拠だった。 持ち味の柔らかさに所作のスムーズさが加わり、馬の負担になる事が無い。 それだけでなく、馬の気性を理解しながら上手く能力を発揮させているように見えた。 「彼女もすっかりトップジョッキーですね」 「そうだね・・・先行投資の甲斐があったかな」 愛美とそう笑い合いながら、奥原は澪の帰りを待つのだった。
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