駆ける馬
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「まだ産めるなんて奇跡を貰ったんだから・・・終わるその日まで産むわ」 「勿論そのつもりだ」 抱き寄せられキスをする。 こんな歳になって女の幸せを得れる事が何よりも幸福な幸子だった。 そして季節はクラシックシーズンに入る。 桜花賞にはリュウノラモーヌ。 皐月賞にはウィンドフォールが登録している。 ラモーヌの方は順調そのものだが、ウィンドフォールは敗戦で立て直しをしているものの、多少不安を残しての参戦となる。 奥原は、皐月賞の結果を見てウィンドフォールの次走をダービーにするかNHKマイルにするかを選択するつもりでいた。 記者の中には『未熟な柴原善仁を乗せたから負けた』と言う者もいた。 だが、そうなら奥原も悩まない。 善仁は抜群とは言わないが無難に乗った。 騎手が無難に乗って勝てなかった事が問題なのだ。 勿論、一週間開催が遅れた影響もあったのだが、もう少し一流所と戦う上積みが欲しいと言うのが分かった敗戦だった。 当然たが、樹里からは敗戦の報告を受けて労いの言葉しか貰ってない。 信頼されているからだろうが、だからこそ立て直したい思いが強い。
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