駆ける馬
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No.506
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「あの馬はまだ成長途上だ」 確かにデビューが遅く、去年からようやく本格化した所だ。 その祐志の言葉通り、寛子や澪からも『まだ成長している』の声もあった。 何より、ドバイは砂漠の国。 苦手な雨の心配は無い。 「気楽に走ってこい」 「はい!」 仁藤に送り出される澪。 シロノライデンの成長を感じているのは仁藤も同じだ。 最高潮だった天皇賞秋以降、かなり落としていた調子も回復。 今ならいい勝負はできる筈と見ていた。 それにスターライトブルーの勝利が大きい。 この馬場に苦労していない所を見ると、シロノライデンも走る可能性は高い。 そのシロノライデンと戦うトリプティク。 騎乗するのは何とシャロンだった。 「アイツはラルフが育成担当してな・・・そこからアイルランドの厩舎に入ったのさ」 ヘンリーがそう言うのに驚く樹里だったが、ならば祐志の繋がりでシャロンに騎乗依頼が来たのも分かる。 確か、事前の調教もブラウンウッド厩舎のスタッフがしていた気がする。 「今、移籍先を探していて、このレースがその品評会でもあるのさ」 海外の方が日本よりも馬の移籍に寛容ではある。
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