駆ける馬
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No.485
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┗匿名さん
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マークされるのは当然の立場・・・ そう言う意味ではタフなレースになると思っていた。 澪は少しラモーヌを抑えて位置取りを下げる。 先頭が快調に引っ張る中、ラモーヌは後方集団からの競馬になった。 先頭が快調に飛ばしていく。 ラモーヌはズルズルと後方3番手まで下げ3コーナーに入る。 その辺りから先頭集団が動き始め、4コーナーではチュウオーサリーにダイナフェアリーが迫る勢いで最後の直線に入る。 直線の上り坂に入り、ダイナフェアリーが交わして先頭に立つ。 ソツの無い競馬で先頭に立つと後続を引き離していく。 しっかりした手応えに増川の頬も緩む。 だが・・・ 大外から飛んできたものがあった。 それはまさしく飛ぶとしか表現できないものだった。 漆黒の馬体が低い体勢のままターフの上を跳び、周囲の時間を止めたように他馬をぶっちぎる。 そして・・・ 一瞬でダイナフェアリーが交わされる。 増川も何が起こったか理解できない速度で抜き去った黒い馬体がそのまま差を広げる。
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