駆ける馬
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No.470
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┗匿名さん
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勿論、この休養馬厩舎も暖房完備だ。 ここにはもう一頭の馬が居る。 サクラスマイルの84・・・ サクラのオーナーから預かった牡馬で、『サクちゃん』の愛称で呼ばれていた。 本来なら育成厩舎に居る筈の2歳馬なのだが、ここに居る理由は育成より体質改善をメインにしているからだ。 ヘンリーはシャダイソフィアの世話を敦子と共にすると、幸子が裸のままサクラスマイルの84を引く。 樹里も裸のまま風呂施設に一緒に舞い戻る。 こちらが使うのはプールの方で、流れのある周回プールを人間が周囲を引きながら馬が歩くようになっている。 体質が弱く脚も丈夫でないサクラスマイルの84だからこその育成方法だった。 「こんな調教があるのですね」 「ええ・・・本番の技術や知識は本当に凄いです」 裸のままだが、幸子は気にする様子も無くプールの中の馬を引いて歩かせている。 裸での作業も4兄弟にやらされて慣れたものなのだろう。 「サクちゃんは人間が大好きで、私のミルクを舐めたがるんですよ」 そう言う幸子の顔は蕩けた母親の顔だった。 余程、この馬が可愛いのだろう。
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