駆ける馬
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No.459
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澪が合図をすると、シロノライデンは軽快に駆ける。 あのジャパンカップの重さが無いのは、馬場が重くなってないせいだろう。 幸いな事に滑る感じも無かった。 返し馬を終えて待避場に行く。 周囲の馬の様子に目を配りながら澪は今年一年を振り返る。 澪にとっては飛躍の年だった。 G1初勝利だけでなく、リーディング争いでも6位まで来た。 もう勢いだけならトップジョッキーと同じで、他の厩舎からも有力馬の騎乗依頼が来るようになってきたぐらいだ。 確実にだが、アイドルから実力派に脱皮してる感がある・・・ そんな事を実感できる一年だったのだ。 そうなれたのも、間違いなくこのシロノライデンのお陰だ。 この馬に育てて貰ったと言う実感はある。 来年も現役続行を決めているシロノライデンだが、今年最後のレースはその感謝を込めたいと思って乗っていた。 相手は強い。 シンボリルドルフとミホシンザン。 だが、勝負できない訳では無い。
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