駆ける馬
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No.448
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ウィンドフォールは楽に走っている印象だった。 実際、マイルではよく走ると澪も思っていたし、ファバージ産駒らしい軽快なスピードがある。 3コーナー4コーナーも中団待機。 直線に向いて馬群がバラけた所で澪が鞭を出しただけでグンと身体を沈み込ませて加速する。 神経質なのは欠点だが、逆にこう言う反応の良さと言う利点もあるのだ。 瞬く間に先頭に追いつき、あっと言う間に交わす。 そしてそのままグングンと加速し続ける。 一馬身後ろにカツラギハイデンが同じように加速しながら追走し、残り100m・・・ 後続は2頭に置いていかれるが、カツラギハイデンとの差も徐々に開いていく。 ゴールした時は2馬身差・・・ だが、着差以上に強さを感じさせる勝利だったのだ。 これで樹里は牡牝で2歳G1を2つと交流重賞も制した事になる。 馬主2年目としては予想を上回る活躍であったのだ。 そんな樹里にも悩み事があった。 来年度の新馬である。 涼風ファームで産まれた来年度の新馬となる子馬は2頭いた。 だが、両方とも競走馬になるには厳しいと言う判断だった。
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