駆ける馬
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この頃の幸子は身も心も健三の虜になっていた。 そして真奈も同じようなものだった。 「私達は牧場を救うと言いつつ、夫を裏切って肉欲に染まっていたのです・・・なので、ここを追い出される事となっても当然だと思っています」 幸子としては断罪されても当然だと言う気持ちがある。 人付き合いが下手で友人の少ない夫が交渉事を幸子に任せるのをいい事に頻繁に札幌まで出て逢瀬を重ねていたのである。 「お二人を責めれませんし、むしろこれからも協力をお願いしたいのです」 「そう言っていただけるだけで有難いです」 多分、樹里の元夫が絶倫じゃなければ理解出来なかったかもしれない。 樹里もかつては元夫の虜になって、何でも言う事を聞いていた。 浮気発覚直後は泣いて元夫に捨てないでと縋ったぐらいだ。 そんな樹里に元夫は露出やらSMやら変態的なプレイを要求してきたが、それすら喜んでやった。 まるで肉便器のような扱いを受ける事すら愛を感じてしまった樹里だったから、肉欲の虜になるのはある意味仕方ない部分があると思っていた。 故に2人を恨めないどころか、シンパシーすら感じていたのだった。
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