アイドルジョッキーの歩む道は
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そう紗英に問われて樹里は紅茶を口にしながら考える。 そして、こう聞く。 「では『黒崎調教師』はダービーと菊花賞のどちらが本命かしら?」 樹里の言葉に紗英は苦笑するしかない。 競馬サークルに属する全ての者にとって、ダービーは特別だ。 この問いを聞いてダービーと答えない調教師は殆どいないだろう。 だが、ジェイエクスプレスと言う馬だけを考えた場合はどうか? 紗英は長距離の菊花賞こそジェイエクスプレスの能力が発揮されると思っていた。 「ジェイエクスプレスの能力を考えれば、本命は菊花賞・・・でも、府中の舞台は春の試金石になるわ」 流石においそれと地方の調教師が中央のダービーとは言いにくい。 だがジェイエクスプレスがどれだけやれるかを試すなら、次は府中の舞台だと紗英は思っていた。 長い距離がいいとは言え、中央の中距離に対応するスピードもあると思っている。 もし府中でいい勝負ができたなら、年末のホープフルステークスも視野に入るし、春シーズンも中央参戦とできるだろう。
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