駆ける馬
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No.393
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大本命は天皇賞からこちらに回ってきたニホンピロウィナー。 ラストランに選んだのは、昨年にマイル王となった思い出の地、京都競馬場。 全ての舞台が整ったと言える。 対するは世代交代を狙うスターライトブルー。 重賞連勝中で、いよいよビッグタイトルに王手と言う所まで来ていた。 パドックでは両馬の出来がそれぞれ良く、甲乙つけ難い雰囲気だった。 キビキビと歩くスターライトブルーの歩様にも自信が備わっているように見え、ニホンピロウィナーのしっかりした歩様もそれに負けてはいない。 まさしく、二強対決と言った所だ。 「逃げるんやろ?いつも通り」 「はい、勿論です」 「なら、その後ろに居させて貰うわ」 主戦騎手同士の会話。 レース前に戦術の話を何故と言いたい所だが、互いに言ってる言葉の裏は『真っ向勝負する』と言う事だ。 騙して撹乱する方法もあるが、どちらともそんな気は無く、真っ向から相手を打ち負かす気であった。 それだけ馬を信頼してると言う事だ。
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