駆ける馬
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No.389
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大波乱にスタンドがどよめく。 岡江は項垂れ、澪は天を仰ぐ。 やるだけやって負けた・・・ これはもう仕方の無い事であった。 「よく頑張りました」 馬主席で見ていた樹里が微笑む。 ギャロップダイナがシャダイソフィアに送ったエールのような気がしていたからだ。 負けて清々しい気持ちでもあった。 一方、澪は検量に戻って仁藤と会う。 師匠の思いの外穏やかな顔に少し驚きつつも頭を下げた。 「すいません・・・力不足でした」 「惜しかったな・・・充分や」 短い師の言葉。 悔しさはあるのだろうが、それを顔に出す事は無かった。 皇帝敗れる。 スタンドはどよめき・・・そして凍りつく。 だが、シンボリルドルフ陣営にこの敗戦ショックは見えなかった。 『競馬に絶対は無い・・・だがシンボリルドルフには絶対がある』 そこまで言い切る陣営。 そして、それは次のレース・・・ ジャパンカップに万全のシンボリルドルフを出すと言う決意にも聞こえたのだ。 天皇賞の興奮が少し冷める中、エリザベス女王杯が行われる。
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